コーキング工事とは?施工の流れと必要性について

コーキング工事

外壁塗装をするときに見積りを確認する方もいるでしょう。

その中にコーキングという名称が出てくることもあり、何のことか分からないまま見過ごす方もいるかもしれません。

コーキングは非常に重要であることもあまり知られていません。

そこでコーキング工事とはどんなことをするのか解説していきます。

外壁塗装のコーキング工事とは?

コーキング工事とは、簡潔に言えば外壁同士の継ぎ目を埋めていく作業です。

コーキング剤と呼ばれるパテ状の物質を外壁の間に塗り込むことで、すき間などを埋めることからコーキング工事と呼ばれています。

防水性を保つためにも非常に重要な作業になり、基本的な住宅の工事についてはコーキング工事は必ずと言って良いほど含まれています。

コーキング工事が主に必要な場所としては外壁のすき間はもとより、窓ガラスなどの縁のすき間、配管が通るところの周辺などが挙げられます。

これは室内も同様で、基本的にすき間となる場所にはコーキング工事がされています。

コーキング工事の流れと必要性

コーキング工事は外壁においては防水性を高めることが目的になりますが、何らかの衝撃が住宅に生じた際に外壁を破損しないためのクッション的な役割も持っています。

仮にコーキングがされていないと、衝撃がそのまま加わることで建物が破損する可能性もあるのです。

そういった点からしても非常に重要な役割を担っていることが分かります。

施工の流れとしては、コーキングが周囲に流れ出ないように養生をして既存のコーキングを剥がすことから始まります。

その後、接着させるためのプライマーを塗り、コーキング剤を注入、専用のヘラを使って伸ばし、養生を取り除けば完成です。

コーキング工事には2つの工法がある

コーキング工事には「打ち替え」と「増し打ち」と呼ばれる2つの工法が存在します。

打ち替えというのは、既に存在するコーキングを完全に取り除いてから新しいコーキングを注入する方法です。

一方の増し打ちとは、これまでのコーキングを残した状態で、そこに加える形で新しいコーキングを打つ方法です。

外壁の状態やコーキングを打つ部位によってどちらの工法を使用するか変わるため、どちらの方が優れているということはありません。

最後に

外壁塗装工事をする際に、打ち合わせにおいてコーキング工事のことを聞く機会もあるかもしれません。

珍しい工事ではなく、住宅はもとより様々な建造物でコーキング工事は行われています。

防水を高めるのはもちろん、衝撃を緩める役割を持つコーキング工事は非常に重要と言えるのです。

ベランダ防水工事の種類と施工の流れ

バルコニー

住宅の工事にも色々な種類がありますが、ベランダ防水工事というものをご存じでしょうか?

ベランダの防水をするための工事と聞いて、ピンとくる人は少ないかもしれません。

それは本当に必要な工事なのか、ベランダは放置しても大丈夫なのでは、と考える人もいると思います。

そこで、ベランダ防水工事とはどんな工事なのか、施工の種類や流れについても解説していきます。

ベランダ防水工事な何故する必要がある?

屋根の防水工事はよく聞くと思いますが、ベランダの防水工事になるとあまり知られていないようにも思えます。

ベランダも屋根と同じく、何もせずに放置をしていると劣化してしまいます。

ベランダは、屋根や外壁と同様に外気に晒されている場所なので当然と言えば当然です。

紫外線が当たるだけでなく雨風がそのまま吹き付けることもありますし、劣化をすれば雨漏りも起きる可能性があります。

カビが生えたり、腐食をすると穴が空いてベランダに出ることができなくなるだけでなく、その場所から建

物全体が劣化する可能性すらあるのです。

住宅を守るためにも、ベランダ防水工事は非常に重要であると言えるでしょう。

ベランダ防水工事の種類

ベランダ防水とは、床の部分い防水性能を持たせることです。

基本的にベランダの床にはトップコートと言う塗料が塗られていて、その下にはいくつかの防水を兼ねた層が重なっています。

ベランダ防水工事の種類としては、樹脂を使って層を作る塗膜防水工事、シートのような防水材で層を作る

シート防水工事、この両方を使用して作る複合防水工事があります。

一般的には塗膜防水工事の一つである繊維強化ブラスチックを使用したFRP防水工事が行われる傾向が高いのですが、ウレタン樹脂塗料を使用したゴム状の防水膜のウレタン防水工事が行われることもあります。

ベランダ防水の施工の流れ

ベランダ防水工事をする際には、施工を始める前にベランダの汚れなどを落とすために高圧洗浄を行います。

その後の流れは、ベランダ表面のワックスを拭き取り一旦まっさらな状態に戻すことから始まり、下塗り、トップコートを塗り、ムラがないか確かめ、塗り残しなどがないかをチェックして終了します。

そこまで難しいことはありませんが、専門的な知識と技術がなければできない施工です。

最後に

ベランダ防水工事は住宅の工事としてはあまり聞きなれない施工かもしれません。

しかし、放置をしていると住宅の雨漏りや劣化を招く恐れがある重要な工事なのです。

施工方法にもいくつか種類がありますので、自宅の状態や傾向を考えて専門的な知識と技術力を持つ工事会社に依頼をしましょう。

外壁塗装で一括見積もりサイトを利用するメリット・デメリット

見積もり

外壁塗装を依頼する場合にどこの業者に依頼すればよいのかわらない・・・。

という方がほとんです。

その際に、便利なサービスが外壁塗装の一括見積もりです。

ですが、この一括見積もりサイトは、具体的にどのようなサービスでメリット・デメリットがどのようなものなのか気になるものです。

ここでは、そんな方に役立つ、一括見積もりサイトがどのようなサービスなか解説していきます。

外壁塗装の一括見積もりサイトとは?

外壁塗装の一括見積りサイトとは、そのサービスサイト問い合わせを行うと、無料で近くの外壁塗装業者を最大で10社ほど紹介してくれるサービスとなっています。

紹介業者の数は、自分で必要な数を選べるサイトがほとんどです。

サービス代金は、成約した塗装業者から徴収しているため、利用者は一切の費用がかかりません。

ただ、このサービスサイト自体がリフォームを行ってくれるわけではなく、登録している塗装業者が訪問して実際の工事を行う形となります。

業者は、塗装専門店からリフォーム会社、大手ハスメーカーなども登録しています。

一括見積もりサイトのメリット

施工店を探す手間が省ける

外壁塗装業者は似たような会社も多く、実際に施工をしてみないと良し悪しがわからないため、探して選ぶのに時間を要します。

優良業者を探すのに労力がかかる点、この一括見積もりサイトを利用することで、その手間が省けるのが最大のメリットです。

優良業者に出会える可能性

外壁塗装業者には、ぼったくり業者や悪質な手抜き業者もいまだに多くいます。

そんな業者をしらずに選んでしまうと後悔する工事となってしまいます。

一括見積もりサイトを利用することで、悪質な業者ではなく、普通以上の優良業者に出会える可能性が高まります。

費用を比較できる

一括見積もりサイトを利用すると最大10社紹介してくれるため、一回の問い合わせで複数の業者に見積もりを依頼できるので簡単に費用を比較することができます。

費用を比較することで、相場を把握することができ、安価な工事を依頼することが可能です。

一括見積もりサイトのデメリット

自分で探すよりも割高になる

一括見積もりサイトは、依頼主は利用が無料でもその分は業者が実質負担しています。

業者の負担量は、サービス代金の10%や毎月5万円以上の登録料など支払っています。

そのため、間接的にその分の負担金は依頼主の工事代金に上乗せされているため、直接その業者に依頼する場合よりも割高となっています。

利用サイトによっては業者んの質が低い

一括見積もりサイトと言っても数多くの媒体があります。

間違って登録業者の少ないサイトや登録基準の低いサイトに依頼してしまうと、遠方の業者や対応の悪い業者が紹介されてしまうこともあります。

また、電話も一気になるため、対応が大変になったりするサイトもあるため、一括見積もりサイトの選定はとても重要となります。

一括見積もりサイトの比較が必要となり、優良サイトをみつける手間の手間が発生します。

最後に

一括見積もりサイトは忙しい方にとってはとても便利なサイトです。

ですが、デメリットも数多くあるため、時間に余裕がある方はご自身で優良業者を探して直接依頼できるようであれば、そちらの方が間違いなく良いです。

状況に応じて、どちらで探すのか、よく検討して選択していきましょう。

外壁塗装でツートンカラーを行う場合のメリット・デメリット

青空と新築住宅 イメージ素材

昔ながらの日本家屋は、年々減少し洋風のモダンな一戸建て住宅が街には多くなってきています。

モダンでカラフルな外壁はとても美しいですが、反面塗装の劣化が目立ちやすく定期的に塗装リフォームが必要になります。

リフォームの際に、シンプルな色合いではなくツートンカラーにすると、よりオシャレ度は増しますがきれいに仕上げるためにはいくつかのポイントがあります。

外壁塗装の色の選び方

外壁の塗装色を選ぶ際は、基本的に単色かツートンカラーのどちらかを選ぶことになります。

外壁を単色にする場合はその色が建物のイメージとなるため、オーソドックスな黒・茶などの濃色系を選ぶ方が多い傾向にあります。

もちろん、外壁以外の部分の色を替えることでオシャレに仕上げることも可能です。

ツートンカラーの外壁にする際は、単色よりもモダンな雰囲気を作ることが可能で、色選びでも少し冒険をすることができます。

様々なカラーの組み合わせをサンプルで確認する時の楽しさは抜群ですが、あまりいろいろ見すぎてしまうと、なかなか決まらず迷ってしまう人も多いようです。

ツートンカラーの外壁にするためのポイント

ツートンカラーの外壁塗装を、よりきれいに見せるためにはいくつかポイントがあります。

ツートンカラー塗装は基本的に3つの塗装パターンに分類されます。

建物の階で色を替える、バルコニー・テラスで色を替える、縦のラインで色を替えるの3つです。

建物の階で色を替える場合は、下の階を濃い色、上の階を少し淡い色にする家が多い傾向があります。

これは実際の建物を見ると分かりますが、建物全体のバランスが整った感じに仕上がるからだと思います。

もちろん色の組み合わせや、周辺の環境によっては逆にすることも決して悪いわけではありません。

バルコニーやテラスなどの飛び出した壁面だけ色を替える塗り方は、外観をより立体的に見せることができます。

縦のラインで色を替える塗り方は3つの中で最もスタイリッシュなイメージですが、色の選び方が最も重要になります。

ツートンカラー塗装のメリット・デメリット

ツートンカラーの外壁塗装にすると、バリエーションが大きく広がります。

色の組み合わせ方で、クールに見せたり、より明るい雰囲気にすることも可能です。

単色にはない、様々な可能性を見出せることは大きなメリットに繋がると思います。

ただその反面、色の組み合わせのバリエーションが多すぎるため、組み合わせ方を誤るとぼんやりとした外観になったり、逆に色の対比が強すぎて周辺のイメージにマッチしなくなるデメリットもあります。

まとめ

外壁塗装を単色ではなくツートンカラーにすると、モダンでオシャレな雰囲気を生み出すことができます。

ただ、周りの環境や建物のデザインとのマッチングを十分に考慮しないと悪いイメージになるかもしれません。

施工業者の方としっかりと打ち合わせをして、より良い仕上がりを目指しましょう。

塗装工事を行う上での仮設足場の必要性

住宅リフォーム 外壁塗装建築現場 イメージ

新築のビルや一戸建ては外観がとてもきれいで、見るだけでもいい気分になると思います。

しかし、長年住み続けていると風雨にさらされ、汚れにより外壁の塗装が劣化してきます。

経年劣化した塗装をそのままにしていると、見た目だけではなく日常生活に影響を及ぼすことも少なくありません。

そのような場合は外壁の塗装のリフォーム工事が必要になってきますが、塗装工事をスムーズに行うためには足場の設置が不可欠です。

塗装工事に必要なもの

劣化した外壁の塗装をリフォームする時は塗装の専門業者に依頼することになると思いますが、塗装をするためには塗料や刷毛・ローラー以外にも様々な道具が必要になります。

まず、外壁を塗るためには高い場所に自由に移動できる場所が必要で、仮設足場を設置します。

表面に付着した汚れや劣化した塗料を事前に落とすために、高圧洗浄機が必要です。

そのあと、塗料が不要な場所に付着しないための養生フィルム、テープなどを用意しなければなりません。

塗料一つとっても体制や外壁の材料などによっても種類が違うなど、専門知識を持つ人でないと良い仕上がりにはなりません。

仮設足場の組み方

仮設足場を組むまでには、いくつかの工程や手順を経る必要があります。

まず、足場を組むために必要な部品・材料を現場へと輸送をします。

届いた部品・材料が全て揃っているか確認をし組み立てに入ります。

組み立てていく際は、きちんと水平になっているか水平器で確認を行いながら、手すり、ブランケット、アンチを取り付け、脚部分をしっかりと固定します。

足場の組付けが終わったら、塗料が周辺に飛散するのを防ぐために養生シートを取り付けていきます。

養生シートの取り付けが正しくできていないとトラブルにも繋がりますので、設置後の確認を十分に行う必要があります。

仮設足場がなぜ必要なのか?

塗装工事の際に仮設足場の設置が必須なのには、いくつかの理由があります。

一つ目は、工事の品質を維持し、作業効率を高めるためです。

足場がないと、塗装を均一に行うことが難しく品質が低下することはもちろん、作業効率も著しく低下させる可能性があります。

二つ目は作業環境の安全性を確保するためです。

足場がないと無理な体勢で作業を行うことが多くなり、危険性も高くなります。

足場があることで、安全に確実な作業を行うことができるのです。

塗装工事で仮設足場を設置することは法律で定められており、設置を怠ると罰せられることになります。

まとめ

外壁塗装のリフォームは、多くの住宅が安心に安全に生活するために欠かせない工事です。

工事作業員が安全に高品質な作業をするためには、仮設足場は絶対に必要なものだと理解しておきましょう。

屋根と外壁を一緒に塗装するメリットについて解説

屋根洗浄

屋根や外壁は定期的な塗装が必要です。

通常は別々に塗装すると思いますが、劣化が目立つようであれば屋根と外壁塗装を一緒に行うのも良いでしょう。

屋根と外壁塗装を同時に行うことで、様々なメリットが得られます。

費用を抑えることができる

屋根と外壁塗装を一緒に実施する最大のメリットは費用の節約です。

選ぶ塗料にもよりますが、別々に塗装する場合と比べて数十万円の費用節約に繋がります。

同時に塗装すると費用が安くなる理由は、足場の設置費用を抑えられるためです。

屋根と外壁を別々に塗装した場合、足場の設置が2回必要になります。

しかし、同時に塗装すれば足場の設置は1回で済むため、足場費用の分だけお得になるのです。

そのため、数十万円もの費用を節約することができます。

屋根や外壁塗装は高い、できるだけ費用を抑えたいと感じている方も多いのではないかと思います。

少しでもお金を節約したいなら、ぜひ屋根と外壁の同時塗装をおすすめします。

メンテナンスの手間や頻度を削減できる

屋根と外壁塗装を同時に実施するメリットとして、メンテナンスの手間・頻度を減らせることも挙げられます。

屋根と外壁は、それぞれ10~20年に1回程度のペースで塗装が必要になります。

しかし、屋根と外壁の塗装の時期がズレてしまうと、その分だけ塗装の頻度が増えてしまいます。

業者との打ち合わせやスケジュール調整の手間も増えるので、時間的な負担を感じる方も少なくないと思います。

一方、屋根と外壁を一緒に塗装してしまえば、塗装の頻度や業者との打ち合わせ回数を減らすことが可能です。

およそ半分で済んでしまいますので、時間的な負担も軽減されるでしょう。

特に忙しい方にとって大きなメリットだと思います。

塗料の自由度が高まってデザイン性アップ

屋根と外壁を一緒に塗装すれば、塗料の自由度も高くなります。

別々に塗装した場合、屋根あるいは外壁の色に合わせて塗料を選ぶケースがほとんどです。

そのため塗料の選択肢が減ってしまい、自由度が下がってしまいます。

屋根と外壁塗装を同時に行った場合、屋根と外壁の色を一緒に変えることが可能です。

塗料の自由度が高まるのはもちろん、外観のデザイン性もアップしますし、統一感も出せるでしょう。

今とは違うイメージにしたい、デザインを一新したいとお考えの方は屋根と外壁の同時塗装がおすすめです。

まとめ

屋根と外壁塗装を一緒に行えば、費用を数十万円も節約することができます。

メンテナンスの手間も省けますし、デザインの自由度が高まるのもメリットです。

外壁や屋根をいつ塗装するか迷った方は、ぜひ一度にまとめて塗装してみてはいかがでしょうか。

 

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外壁塗装工事での色の選び方

戸建て外壁

外壁塗装工事をする場合、色の選び方も気になるポイントのひとつではないかと思います。

外壁の色は様々ありますが、実際に選ぶときは、どのような点に注意すればいいのか迷うこともあるでしょう。

ここでは外壁の色の選び方について、失敗しないためのポイントを紹介します。

面積によって変わる色選び

外壁塗装が終わった後、「思っていたものとイメージが違う」、「思い描いていた色と違った印象になった」という結果になることも少なくありません。

そのような外壁塗装の失敗には様々な要因がありますが、その中でも大きな理由のひとつに挙げられているのが面積の問題、いわゆる面積効果です。

面積効果というのは一種の色の錯覚のことで、例えば通販などが分かりやすいでしょう。

通販の場合、実際に品物が届いて中を確認してみたら、カタログやサイトに掲載されていた色と全く印象が違っていたというようなことがあると思います。

全く同じ色でも、小さい面積で見た場合と大きい面積で見た場合とを比較してみると、見え方が全く違ってきます。

外壁塗装もこれと同じで、カタログ業者のシミュレーションなどで見ていいと思って決めても、実際の塗装カラーのイメージが大きく違うこともあるので注意が必要です。

明るい色については面積が広くなるほど明るく鮮やかに見え、暗い色は面積が広くなるほど暗くくすんで見えやすいです。

外壁は面積が大きいので、カタログから色を選ぶ時は希望するカラーで塗装済みの外壁を参考にしてみるといいでしょう。

塗装は相性の問題がある

外壁塗装は外壁だけでなく、屋根やサッシ、ドアや玄関などとの相性も重要です。

外壁のカラー決める際に、つい外壁のことだけを考えがちですが、屋根やサッシ、ドアなどとの相性もしっかり考慮する必要があります。

その中でも屋根は特に面積が広いので、より注意が必要です。

それぞれの質感や雰囲気、デザインが屋根とマッチするように、外壁の色を選ぶことが大事になってきます。

外壁の色選びを得意としている業者を選ぶ

外壁塗装の色選びで失敗しないためには、色選びを専門にしていたり、得意にしている業者を選ぶといいでしょう。

外壁の色選びは、基本的にはサンプルカタログから選択することになりますが、それらの見本はあくまでも色選びの参考に過ぎません。

実際は施工してみないと分かりませんので、経験豊富な業者に任せた方が成功しやすいです。
様々な業者がありますので、迷ったら一社だけで決めないで、複数の業者を比較しながら選ぶといいでしょう。

まとめ

外壁塗装工事での色の選び方に失敗しないように、事前の対策が必要です。

色選びは難しい面もありますが、ポイントもありますのでしっかりチェックしておきましょう。

迷った時は、色選びを得意にしている専門業者に相談するといいでしょう。

屋根塗装を行うメンテナンス時期について

屋根工事

住宅を長持ちさせるために欠かすことができない作業のひとつが、屋根塗装です。

屋根を塗装することで耐久性が増していき、より快適に暮らせるようになるのです。

その場合は、屋根のメンテナンス時期についての知識が必要です。

そこで屋根に材質によって異なる、メンテナンスの時期を紹介していきます。

スレート屋根の塗装

屋根のメンテナンス時期は、実際に使用している屋根材によって変わってきます。

まずはスレート屋根のメンテンナンスですが、築8~10年を目安にしておくと良いでしょう。

築年数が経過すればするほど、紫外線などの外的要因によって防水効果が失われていくので注意が必要です。

スレート屋根は、スレート自体が水を吸い込むようになっているのが特徴です。

スレートが吸水してしまうと、ひび割れや欠け、反りなどの原因になり、雨漏りに繋がります。

そのような症状が出てくる前に、塗装によるメンテナンスをしておきましょう。

「まだ大丈夫だろう」とメンテナンスの時期を逃してしまうと修繕や改修工事なども必要になることがあり、工事費用が膨らんでしまいます。

瓦屋根の塗装

瓦屋根は、素材によって種類がいくつかあります。

そのひとつが粘土瓦であり、塗装は必要ありませんが、築10~20年程度で瓦が固定されている漆喰と呼ばれものが劣化しますので、点検した上で補修をする必要があります。

さらにズレや割れなどの症状があると早急な修繕が必要になりますので、塗装する必要がないからと言ってそのまま放置をすることなく、定期的に点検をするのが望ましいです。

そしてセメント瓦はスレートと同じようにセメントが主成分になった瓦ですので、築10~15年を目安に塗装メンテナンスをした方がいいでしょう。

金属屋根の塗装

金属屋根にも様々な種類がありますが、そのうちトタン屋根は、築5~8年ほどが目安になります。

トタンは錆びに弱い性質がありますので、錆び止めの塗料で塗装することが大切です。

錆びをそのまま放置してしまうと、その部分から穴が開いてしまい、雨漏りに繋がっていきます。

トタン以外にはガルバリウム鋼板もありますが、こちらはトタンより錆びに強いこともあって、塗装は築15~20年が目安になります。

まとめ

屋根塗装のメンテナンスは、時期や種類によって異なります。

それぞれに目安となるメンテナンス時期がありますので、放置をすることなく、時期がきたら早めにメンテナンスしてください。

それが快適な暮らしに繋がっていくことになるでしょう。

屋根から雨漏りしていた場合の正しい施工方法は?

屋根修理

ある日、突然屋根からの雨漏りに気づき、対応に追われることもあるでしょう。

雨漏りが起きた場合は正しく対処、施工することが大切です。

そこで屋根から雨漏りしていた場合の、正しい施工方法などについて紹介していきます。

屋根から雨漏りする原因

屋根の雨漏りは突然起こることもありますので、普段からしっかり点検することが大切です。

そのためには、原因を把握しておかなければいけません。

屋根が雨漏りする原因ですが、建物の構造や築年数、環境など様々なものが考えられますが、その中でも多いのが屋根の劣化です。

屋根はいつも外気にさらされていることから、風雪などによるダメージを受けやすいです。

その状態が続くと、素材は次第に経年劣化して腐食していきます。

特に梅雨時は湿気が多くなり、それによって建物にカビやシミが発生することもあれば、木材部分が腐食することもありますので注意が必要です。

ダメージを受けた箇所をそのまま放置しておくと、ひび割れや欠けを起こしたところから雨が侵入しやすくなります。

ブルーシートで屋根を覆う

屋根からの雨漏りが起こった時は、ブルーシートを使用するのも方法のひとつです。

ブルーシートで屋根全体を覆って、雨漏りから防ぎましょう。

台風や竜巻、大雨などの気象によって屋根が破損することもありますが、その時に力になってくれるのがブルーシートです。

災害などのテレビのニュースなどで、屋根にブルーシートを覆った光景を見ることもあると思います。

ブルーシートは雨漏り防止には最適なアイテムですが、あくまでも一時的な処置ですので、安全性の確保はしにくいです。

雨が降っている時は屋根での作業は転落しやすく、事故に繋がりやすいので注意が必要です。

専門業者に依頼する

屋根の雨漏りを自分で修理できれば、それに越したことはありませんが、なかなか難しい面もあるでしょう。

その場合は無理をせず、雨漏り修理の専門業者に依頼するのがいいでしょう。

専門業者であれば雨漏りの箇所を特定して、しっかり補修してくれます。

電話で連絡するのが早いですが、それ以外にインターネットを活用するのもいいと思います。

地域名や雨漏り業者などで検索すれば、お住まいの地域の業者が見つかりやすくなります。

まとめ

屋根の雨漏りを発見した際は、早めに対処する必要があります。

対処(施工)の方法は様々ありますが、手っ取り早いのがブルーシートではないかと思います。

自分で難しいと思ったら、無理をしないで専門業者に依頼することをおすすめします。

外壁からの雨漏りを調査する方法は?

雨漏り調査

梅雨の季節など、雨が多くなると気になるのが雨漏りではないかと思います。

雨漏りは、いつどこから発生するか、その時になってみないと分からないことが多いです。

それを防止するためにも、日頃からしっかり調査することが大切です。

そこで外壁からの雨漏りを調査する方法について紹介します。

雨漏りが起こる原因

雨漏りは様々な箇所から起こりますが、その多くは外部から室内に貫通している場所です。

具体的には外壁をはじめ、屋根やベランダ、サッシや小窓、換気扇などが挙げられます。

それらの場所から、水が室内に水が入って発生するのです。

雨漏りの原因は様々で、その中でも経年劣化が最大の要因になりますが、中には業者の施工不良によって起こってしまうこともあるので注意が必要です。

木造住宅であると、サイディングやモルタルなどの外壁材の裏側に、防水紙と呼ばれる防水層がありますが、雨水が防水紙を抜けてしまうとそのまま部屋に入ってきてしまいます。

このように防水施工がしっかり施されていないと、雨漏りに繋がるのです。

散水調査

雨漏りの調査には様々なものがありますが、そのひとつに挙げられるのが散水調査です。

散水調査は、実際に水をかけて雨漏りの程度を確認する方法です。

雨を実際に再現することで、建物のどこから雨水が入っているのかを特定します。

雨漏りを発生させる雨水の外部浸入口を特定していきます

ガス調査

雨漏り調査としては、ガスを使用した調査もあります。

これは主として、マンションやビルでよく利用されています。

ガスを使用した調査は、コンクリート造の建物に最適だと言われています。

調査方法ですが、室内にガスが逃げないように注意しながら注入し、外部でガスを検知するものです。

雨水とは異なり、ガスは下から上にがっていきますので、どこから抜けているのか箇所を特定できます。

電気を用いた調査

水は電気を通す性質がありますので、漏水箇所に電気を検知できる機械を設置して、外から当てていきながら電気が通る場所を確認するのです。

電気ですが、最初にコンクリートを湿らせ、ひび割れなどを回路として通すことになります。

ただ電気の調査については、気温や湿度、構造体の材質などによっても通電の程度が変わりますので、経験と熟練が必要とされます。

まとめ

雨漏りを防止する方法について紹介しました。

調査方法はいくつかありますが、自分でできない場合は専門業者に依頼するのも良いでしょう。

雨漏りが気になる場合には、早めに対処してもらいましょう。